クラウドファンディングプロジェクト
染色アトリエsilkgallery主宰 成瀬優 個展
silkgallerynext展「染めのゆくえ」
世界には芸術作品があふれるが、
対話できる着物作品に出会ったことはあるだろうか。
成瀬優は「染め」のストーリーテラーだ。
時間をかけて向きあわずにはいられない、物語を感じる着物を次々と生み出してきた。
伝統工芸の伝承者、友禅作家、染色家。
どれも成瀬優の肩書きではあるが、それらの言葉から連想する人物像とは少し異なるかもしれない。有り体な表現ではあるが、好奇心と遊び心の塊のような人だ。
頭の中は常にやりたいことで埋め尽くされ、思いたったらすぐに行動。寝食も忘れて四六時中没頭してしまう。アトリエのある山奥へまるで仙人のように一人でこもり、ヘッドライトをつけて一晩中作業し続ける。
創ることにどこまでも貪欲なのだ。
「ないものは創ればいい」という無限大の発想力と行動力から生み出される作品たちは、同一人物が創り出したものとは思えないほど多彩で豊かな表現に圧倒される。
しかし、本人に会うと、作品とのギャップに驚くだろう。少年のようなキラキラした目を持つ、やさしい笑顔の素朴なおじちゃんだ。
自分自身には無頓着で、普段着はボロボロに着古し、自分の畑で育てたものを食べ、自作した家や工房で生活・創作する。作品以外には執着がなく、元来、金銭的欲求のない人なのだ。
その成瀬優が人生の集大成とも言える個展を開催する。
昨今、着物のものづくりにもデジタル化の波が押し寄せる。デジタルには出せない人間の軌跡を成瀬優の作品から感じてほしい。
クラウドファンディングプロジェクト
染色アトリエsilkgallery主宰 成瀬優 個展
silkgallerynext展
「染めのゆくえ」
主催「染めのゆくえ」実行委員会
展示作品
成瀬優の軌跡
染めのセッションアーティスト
染めのセッションアーティスト
「師匠の下で10年という当時の“修業の必修期間”を終えてすぐに、『silkgallery(シルクギャラリー)』というアトリエを構えて独立し、自分の作品を創り始めました。決まったスタイルにとらわれずに様々な“染め”に挑戦して、もっと自由に作品づくりを楽しめるようになりました」
成瀬優の作品には、東京友禅の特徴である「強い作家性」という範疇を超えた圧倒的な表現力が宿る。同じ作家が創り出しているとは思えないほどの多彩な作品だ。
町人文化の粋やわびさびを表現した江戸友禅の伝統紋様を手がける一方で、深い夜の森に広がる満点の星空や、深海をたおやかに漂うクラゲなど独創的な図柄も数多い。
生地の設計から手がけている点も、成瀬優が他の作家と一線を画す証明となるだろう。通常、作家は機屋から仕入れた生地を染めるのが一般的だが、成瀬は紋意匠(地模様のこと)をデータに起こし、生地をゼロから設計するのだ。
友禅以外の染めの技術も追求し続けることから、自らを「ソメリエ」(染めのソムリエ)と称する。伝統に基づく友禅染め、絞り染め、ろうけつ染めを軸に、シルクスクリーンやエアブラシなどの現代的な染色技術も巧みに操り、緻密に染め上げている。
会場では、既成概念にとらわれない「染め」のセッションから生み出される成瀬優の作品を通して、自由とひらめきを感じてほしい。
めくるめくブルーの世界
めくるめくブルーの世界
「このブルーの染料がなかなかの“じゃじゃ馬”でして。暴れるので非常に手ごわい。40年以上向き合っていますが、毎回コントロールに四苦八苦しています。逃げ出したくなるけれどやっぱり離れられない。悪女のような存在ですよ」
ブルーと言われて思い浮かべるのはどんな色だろうか。晴れた空の澄んだ青、南国の海の吸い込まれそうな青、サファイヤの神秘的な青、宇宙空間の深い青など、青とひと口に言ってもさまざまな色があり、名前のついた青色だけでも200種以上あるそうだ。
成瀬優もそんな奥深いブルーの世界に魅せられた一人だ。青の表現をライフワークとして生涯を費やしていることから、着物界隈では青の作品は「成瀬ブルー」と呼ばれ、成瀬自身も「ブルーの作家」として名が通る。
ひとつの作品の中にもさまざまな青を探し出せる「成瀬ブルー」。
おそらく観る人によって感じ方やとらえ方がまったく異なるだろう。心象風景のようでもあるその作品群は、鑑賞者がいてはじめて完成するものなのかもしれない。
今回の個展では、めくるめく「成瀬ブルー」の世界にどっぷりと浸かっていただこう。ブルーという悪女に翻弄され続けた愛と苦悩の歴史も合わせて堪能してほしい。
“偶然”を利用するオリジナル技法
“偶然”を利用するオリジナル技法
「地上は無風でも上空では風が渦巻き、生地が鯉のぼりのようにバタバタと暴れ回ることもあり、染めにふさわしい日はなかなかありません。重力という偶然の力を借りて、人の力でコントロールせずに乾燥を待つというやり方を13mの反物で行うのは、おそらく世界で唯一、僕一人だと思います」
成瀬優のブルーシリーズは現在、基本的に山のアトリエで制作されている。じゃじゃ馬なブルーの染料がほかの制作物にも影響を及ぼすため、ブルーのためだけのスペースが必要だからだ。染めが始まると、染め場自体がアート作品のように化す。
山に工房があるからこそ誕生した技法がある。染料が自由に落下する動きで染め上げる「滝暈し(たきぼかし)」という方法だ。
自然の木を利用して14mの高さに滑車を設置し、生地を染めながら少しずつ高く高く上げていく。
その光景はまさに滝のような荘厳な絶景だ。個展会場の高さは5mと本来の高さには足らないが、その風景も再現される予定だ。
まとう布
まとう布
「洋服はさまざまなデザインがあり、型紙を使ったり、仮縫いが必要だったりと着物と比べて制作の手順がとても複雑です。僕はもっとシンプルに、“一枚の布”としてとらえてみました。着るでも、巻くでもなく、『まとう』。そんな表現がしっくりくるドレスやストールを創りたかった」
成瀬優は着物の枠を飛び超え、洋装の世界にまで創作活動を広げる。その手始めとして生まれたのがストールとドレスだ。
手染めの魅力を身近に楽しんでもらいたいという想いを込め、ストールはすべて、刷毛を使った「ぼかし染め」で仕上げる。一見シンプルに見えるが、高度な技術と根気の入る丁寧な作業を要する、職人の手腕が反映される一枚だ。
ドレスにおいても同様だが、実は洋装生地と着物生地では巾の広さが大きく異なる。シルクという繊細な素材を巾の広い洋装生地の幅に織り上げることのできる織機が存在しないため、成瀬優は莫大な自己資金を投じて専用の織機から開発した。
生地設計、デザイン、染めを巧みに操り、
成瀬優は世界に1つだけのシルク作品を生み出していく。
そうして生み出された作品は、ドレスやストール、洋服、といった既存の単語では括りきれない。世界中のメゾンを探し回ったとしても巡り会えない「まとう布」の美しさを、ぜひ会場でご覧いただき、答えとなる表現を見つけてほしい。
その人、それぞれの色
その人、それぞれの色
「人それぞれ、似合う色や好みの色は違いますよね。出来ればその人の個性を引き立たせるような、パーソナリティとマッチする色を染め上げたい。それには十人十色じゃ到底足りないし、百人百色でもきっと足りない。これからもずっと増え続けていくだろう作品です」
江戸時代、贅沢禁止令が出て庶民が着物に使える色が限られた。鼠色、茶色、藍色だけという制約の中で、四十八茶百鼠というような「微妙な色の違いを愛でる」独自の文化が育つ。
一反を一色で染め上げた「百色百反」は、江戸の伝統色を踏まえた上で現代の四十八茶百鼠のイメージを提案するシリーズ。
地紋も定番の古典文様だけでなく、辻が花、正倉院、更紗、音楽、薔薇、万華鏡、月とクリムト、カラースケッチ、仮面舞踏会といったオリジナル紋意匠を加える。
会場では、虹や夕暮れのように刻々と色を変える瞬間を捉えたような儚いグラデーションの景色を描き出す。絶妙に異なる色いろの中から「自分のための一色」が見つかるだろう。
インスピレーションの源、檜原村アトリエ
インスピレーションの源、檜原村アトリエ
「ひょんなことから山の土地を手に入れたので、アトリエをつくろうと通い始めたんです。反物を染めるには最低でも14mほどの広い『染め場』が必要。山の中にアトリエをつくれば、いろいろなことに挑戦できると思ったんだよね」
東京で唯一の村(島嶼部を除く)である檜原村にアトリエを構える。生活インフラが不十分な山中にあるが、成瀬優にとって大きな作品に取り組める場であり、そこで過ごす時間が豊かなインスピレーションの源となっている。
アトリエづくりはなんと山に道をつくるところから始まる。
険しい山の斜面に生える木を切り倒しては土を平らにならし、道にするための場所をつくり出す。整えた土の上に鉄筋メッシュなどを敷き詰め、コンクリートを流して整える。倒した木を適当な長さにして運び出し、コンクリートを山中へ運び入れるのも当然手作業だ。
知識も経験もない。土木作業について書かれた本を片手に自然と格闘した。結果的に約400本の木を切り倒し、私道や、染め場となるログハウス、畑などすべて成瀬自身が手作業で完成させた。そこから30年余りの現在までずっと新設や改築、増設を続けている。
個展ではアトリエができるまでの30年間の長い道のりを写真で紹介する予定だ。
個展を共に盛り上げてくれる仲間たち
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ゲストトーク
中谷比佐子
和装研究家・エッセイスト
着物に関する著書多数出版。
「秋櫻舎」代表
全国の呉服屋さんの女将さんを集めた「女将さんサミット」を主宰されたり、近年はyoutubeにて様々なテーマで発信されています。 -
踊り
塩見文枝
お茶の水女子大学を卒業後、広告・IT業界を経て赤坂花柳界へ。
赤坂芸妓組合を引退して現在はお座敷プロデュースを手がける。伝統的なスタイルのみならず、IT駆使したオンライン「お座敷遊び入門」など、精力的にメディアを超えて和文化を発信中。芸者時代の名前「ふみ香」として活動している。
荒木町(東京・四谷)にて和文化サロン「穏の座-おんのざ」、舞台「津の守-つのかみ」を主宰。文人趣味煎茶教授でもある。 -
クラシックギター
大谷環
1953年生まれ。作曲家菅原明朗に師事。音楽との関わり方を学ぶ。ギターをスペインにてホセ・ルイス・ロドリゴ、イタリアでオスカル・ギリア他のマエストロに指南を受ける。「ギターのためのシンプルメソード」他の著作、CDがある。 -
バイオリン・ピアノ
デュオ吉田直矢
5歳よりスズキメソッドでヴァイオリンを始める。
桐朋学園大学卒業後、パリ・エコール・ノルマル留学。セルジュ・ブラン氏に師事。留学中、第65回レオポルド・ベランコンクール第1位、第10回バッハ国際コンクールで最優秀賞を受賞。帰国後はバンドやソロで幅広く活躍。
2009年より、新潟市立寄居中学校で同級生であった、横田めぐみさん救出に向けたチャリティーコンサートを多数に渡り手掛ける。
2017年には世界的ピアニスト、フジコ・ヘミングにアンコール・ゲストとして共演。
2015・16・18年、ワールドミュージックフェスタ出演。 -
バイオリン・ピアノ
デュオ斉藤美香
仙台出身。
3歳の誕生日にピアノを始める。
桐朋学園大学音楽学部を卒業。 同校の卒業演奏会に出演。
1991年インディアナ大学音楽部に留学。 パフォーマーディプロマ、アーティストプロマを取得後、1996年に帰国。
留学中、インディアナを中心としてソロ、室内楽のコンサートに多数出演。
現在は東京を本拠地とし、 ソロだけでなく、器楽、声楽の演奏や室内楽でも活躍。 -
展示
那須 勲
宝珠悉皆師。
幼少期からの石への関心より世界40カ国余を巡り国内外の装身具・工芸を研究。ファッションのみならず、人の美意識と工芸技術を人のマインドスウィッチとし、神話的世界観で作品を国内外に発表し続けている。 -
展示
秋乃ろーざ
カリフォルニア大学日本語専攻卒業後来日。
着物着付け、日本髪の結い方、書道などを学び習得するなど日本の伝統文化に詳しい。女優、NHKラジオ英会話講師、通訳。2021年日本に帰化。 今回つまみ簪、櫛などのコレクションのお店を展開。 -
お茶席
吉森 宗浩
1975 年、東京生まれ。裏千家準教授。
父は物理学者、母は茶道教授の家庭に育つ。
茶室「星霜軒」庵主。
宇宙までを自然の範囲と捉えた「新綺麗寂び」の創造を志す。
茶事の実践を通じてバランスの良い「道・学・実」を養う稽古場を目指して活動している。
好きな禅語は「白馬入盧花」。
趣味は散歩とおうちごはん。 -
お茶席
吉森/
松浦 宗光東京生まれ。裏千家教授。
父は生物教師、母は茶道教授の家庭に育つ。
紀尾井町茶道倶楽部「洗心会」を主宰。
「位置・順序・所作」の基本を大切に、旅で出会った世界からのインスピレーションを元に、母から受け継いだ物語性のある楽しいお茶を紹介。
お茶の目的は、仲良くなること。
人と自然の調和を、茶道の目標としている。
好きな禅語は「主人公」。
趣味は野点(のだて)と暮らしの記録
ゲストコメント
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「成瀬さんは光の中から色を感じ取り、その色の強い波動を染色という技法で表現をしているように感じます。
ですから成瀬さんが染めた着物を身に纏うと体が軽くなり、気持ちが解放され、自分自身の感性に磨きがかかるように感じます。
作品展が楽しみです。」中谷比佐子
(和装研究家・エッセイスト)
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「芸術家としての感性、そして卓越した技術が〈山々の気〉を捉え、生き生きとした作品は生み出される。
ナルセブルーに染められた羽衣を身につけ、女性たちは幸福感に包まれながら宇宙へと飛び立つであろう。」遠藤湖舟
(写真家、現代美術家)
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「真理を探究せよ」・・・成瀬の高校の担任先生の口癖で卒業生への宿題だ。
彼は大学を卒業して染色の道を貫き、そして成瀬ブルーは生まれた。「真理の探究」の答えの一つなのだろう。名状し難きその色と世界観は世界の人を魅了している。
だが宿題は終わらない。別の答えも見たい。ここにあるのか?!」田中晃
(株式会社wowow 代表取締役 社長執行役員)
個展のハイライト
新ブランド『汀・migiwa』発表
ファッションデザイナー、宇野瑞代氏と共に、手染めのシルク洋装ブランド、『汀・migiwa』を新たに立ち上げました。個展では、記念すべき第一回作品を発表いたします。
※写真はイメージです
宇野瑞代『汀・migiwa』デザイナー
文化服装学院卒業後1997年渡伊。モデリスタのディプロマを取得後、「ジャンフランコ・フェレ」のコレクションラインのモデリスタを7年務めた後、株式会社UNOにて、自身のデザインワークを中心に活動中。
インスタレーション・アート
会場では、サンゴミズキを使ったインスタレーション・アートが展示されます。
自然の中に佇んでいるような幻想的な空間の中で、お茶室や舞台を楽しんでいただけます。
※写真はイメージです
大塚栄司
1955年東京生まれ
1980年古流協会審査制展出品、受賞 以後各種花道展に出品を重ねる傍ら、主に現代美術の野外展や越後妻有等の芸術祭に出品。
日本いけばな芸術協会、いけばな協会等の役員を歴任。
2012年イケバナインターナショナルアジア大会(ニューデリー)にてメインデモンストレーター。その他国内外にてデモンストレーション多数。
silkgallery公式メンバー
「染めのゆくえ」実行委員
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高岡絢子
シルクギャラリー、一番弟子。
2002年、日本大学生物資源科学科卒業後、成瀬氏に師事。様々な染色技法を学ぶ。14年間師事ののち、結婚出産を経て現在外部スタッフとしてシルクギャラリーに勤務中。 -
佐生道代
志村ふくみさんのエッセイに触発され『染織』に興味を持ち、ふとした出会いから今村巳司氏の『染色』工房へ。様々な技法を学んだ後、シルクギャラリーに参画。シルクギャラリーでの創作活動は10年を超える。
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土屋陽子
小田原市出身。着物小売店店長、デパート呉服部に勤務しつつ、自ら「染め」を手掛けたいと想うようになり、大塚末子着物学院の染色科で学んだ後シルクギャラリーに。 現場を熟知した上で独特の作品を作り出している。
個展を通して伝えたい、
もうひとつのこと
着物は需要が年々減っていて、求めてもらえないので作り手がどんどん減っています。それでも誤解を恐れずに言えば、僕は日本の伝統を守ろうとか、着物文化をもっと普及しようとか、無理にでも買ってほしいとかは考えていません。
あまりに大風呂敷な話になってしまうけれど、もっと豊かな社会になってほしいというのが僕の本当の願いです。もうちょっとだけ豊かになって、もう少しゆとりのある世の中になってほしいと願っています。そうすれば、自然と着物を手にとる人が増えると思うからです。
コロナ禍を経て、おそらくみんなが「不要不急じゃないもの」の大切さに改めて気がつきました。楽しさがなければ、人は、社会は、豊かにはならない。それは「何のために生きるか」ということに近いのかもしれません。
僕がここまで染色一本で続けてこられたのは、やっぱり自分が楽しかったからだと思います。使命感や責任感、高い理想だけでは続けてこられなかった。
運が良かったのか、鈍感だったからなのか、「トップ以外は意味がない」とか、「時間の無駄だ」とか余計なことを考えすぎず、とにかく楽しいと思えるもの、好きなものを見つけて、思う存分やることができた。
そういう意味では、僕は身勝手に生きてきたのかもしれません。「なんとかナルセ」の調子で突っ走るので周りには心配をかけてきたし、無駄なことや回り道もいっぱいしました。でもね、それでも人生なんとかなるし、楽しいもんだよ、と伝えたいんです。
おこがましいかもしれないけれど、今回の個展によって、とくにこれからの世代の方に、「自分が楽しめるもの」や「好きになれるもの」を見つけてもらう、きっかけづくりができたらいいなと思っています。
楽しさを知ると、自然と視野が広くなる。視野が広くなると、人は豊かになります。
自分が楽しめるものを知る人が増えれば、自然とゆとりのある世の中になっていくと僕は信じています。
個展へのご支援いただいた方への
リターンについて
今回のクラウドファンディングに向けて、支援者の方々へのリターンをご用意しております。
一部の内容ではございますが、ご紹介させていただきます。
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チケット
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鼻緒
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帯締め
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シルクシフォンショール
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シルクストール(100×200)
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半幅帯(正絹)
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4wayシルクドレス
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シルクコート
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色無地(正絹)
現在、個展に向けて作品を制作中です。
リターンの全貌はクラウドファンディングサイトMOTION GALLERYのプロジェクトページのオープン次第、ご紹介させていただきます。
ご支援いただくお金の使い道について
今回のクラウドファンディングを通じて、
みなさまにご支援いただき集まりました資金は以下の費用として使用させていただきます。
- 会場設営費 会場費、什器費、機材リース費、花材費、設置費
- 展覧会運営費 人件費
- 広告費 チラシ・DM・Webサイトなどの広告費
- 目標金額を超えた場合、海外も視野に入れた更なる大規模な個展開催や、シルクギャラリー常設店の設立など、スタッフとともに創造活動を広げていくための資金として活用させていただきたいと願っています。
ご挨拶
今回の個展「染めのゆくえ」では、日本の染色の魅力や面白さを伝えること、そして何より、会場で皆様と過ごす時間を通して、作品から感じる「何か」を共に探し出し、少しでも誰かの心のスイッチを押すことができれば本望です。
個展開催にあたりクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げました。
これは、着物業界とはまったく無縁の方にも広く発信できること、そしてご支援していただいた方々に入場チケットの事前購入や、ご支援者様と共に創る作品を発表するという形で作品鑑賞に直接つなげることが大きな理由です。
すでに会場を押さえていますので、目標額に届かずとも個展は開催いたします。
70歳を目前にした私にとっては、あと何回できるかわからない大規模な個展となり、自分のこれまでの作品を一度に多くの方にご覧いただける大変貴重な機会です。
全力投球で悔いを残さず取り組むべく大きな覚悟を持って臨んでいますが、目標金額が未達成の場合、展示作品数や展示方法を諦めなければならない部分が出てきてしまうでしょう。
みなさまの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
成瀬優